アポロ工業は昭和42年に創業者小田英樹氏により墨田区にて産声を上げました。
社名の由来は、アポロ11号の月面着陸に感銘を受けた同氏が、人間は素晴らしくその知恵に限界はないと、その時の感動を今後の経営の在り方に重ね合わせて命名したと聞いています。創業社長の弟にあたる2代目社長の小田英則氏は素晴らしい技術者で、その技術力をもって会社を更に発展させてきました。

私は千葉の新栄工業の代表を兼務しており、経営のテーマとして「自立的発展のできる企業づくり」を掲げて、今まで企業改革に邁進してまいりました。
この度、ご縁を頂きアポロ工業3代目の社長として経営を預かる事になりました。

今の国内中小企業の課題でもある、事業承継、技能承継、技術承継。団塊世代の社長が大量退職して、優れた技術を有していても事業継続の危機に瀕している企業がとても多いのが今の国内の現状です。
優れた会社は必ず残さなくては、そして残らなくてはいけません。

私には3代目社長として、その先輩方が築いたアポロ工業をより発展させていく責務があります。技術をしっかり次の世代に引き継ぎ、技術的チャレンジを常に続け、その技術をもってしてお客様に喜んで頂く。
今後もアポロ工業従業員は社会に必要な会社であり続けられるよう努力をし続けます。そして私は社会から必要とされているアポロ工業が永続的に発展できる様に仕組みづくりを行ってまいります。

代表取締役　中村 新一